ボケ

Böke

地域・文化:テュルク


 マフムード・カーシュガリーの『テュルク諸語集成』によると、「竜」または「大きな蛇」のこと。彼は「七つ首の竜」(イェッティ・バシュルグ・イェル・ボケyẹtti başlıg yẹl böke)なることわざを紹介している。要するにそういうドラゴンがテュルク族の伝説か民話のような口承で知られていたということなのだろうが、カーシュガリーはこのことについては語ってくれていない。なおyettiは「7」、başlıgは「頭のある」だがyelはもしかしたら../イェルのことかもしれない。だとするとこの「イェッティ・バシュルグ・イェル・ボケ」は敵対的な存在だったということになる。
 それよりも彼の興味をひいたらしいのは、ボケという言葉が戦士に贈られる名称として使われているという事実だった。たとえば、ヤバーク(Yabāqu)なる集団(?)のリーダーの一人の名は「ボケ・ブドラチュ」(böke budraç)だった(ちなみにまだイスラーム化していなかったようだ)。

関連項目


参考資料 - 資料/369:932; 資料/590: 201


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-06-28 (月) 06:00:45 (3450d)