商羊

Shouyou

地域・文化:中国


 洪水をもたらす一本足の鳥。『孔子家語』(AD350?)巻三「弁政」にある話によると、斉の都市に一本足の鳥がいて、それが群れを成して飛び回り、王宮に現れて羽を広げて踊っていた。景公(BC548-490)が、これはなんだ!と思って使者を孔子のいる魯に派遣した。孔子はその話を聞き、「それは水の祥(精怪)で、商羊という。むかし、子供たちが片足でぴょんぴょんとび、眉毛をまげて、『もうすぐ雨が降る、商羊が踊り始める』と唱えているのを見かけた。ということは、斉にもまもなく大雨が降るはずだ。いそいで人々に知らせ、洪水の害に備えよ」と忠告した。孔子のいう通り、その後大雨が多くの国に降り注いで被害がひどかったが、斉の国だけは準備していたので大丈夫だった。
 また、農民たちは雨乞いをするときにこの鳥をあやつって、くちばしで川の水を吸わせ、田畑に吹きかけさせていた。

関連項目


参考資料 - 資料/49:; 資料/197:; 資料/653:91


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Last-modified: 2010-08-29 (日) 20:50:27 (4288d)