ウルケル†
地域・文化:キルギス
スバルのこと。
月の息子。ウルケルは、もともとは巨大な緑色の虫で、羊が百頭も寝られるほどのスペースを占めていた。そこへラクダと雌牛がやってきて、この虫を押しつぶそうとした。ラクダが、自分の足が広いからというのも聞かずに雌牛がウルケルを踏んだが、この虫は蹄の隙間から天に昇って星となった。ウルケルは夏の間は地上に降りているので見えない。もし降りたところが湖や川のようなところだとその年は凶作で、逆に乾燥地帯だったら豊作であるという。
関連項目†
参考資料 - 資料/165: