マールニェクテ

Mārñäkte

地域・文化:トカラ


 トカラ語(8世紀ごろまでに死語になった、中央アジアの印欧系言語。仏典が多く残されている)における魔神マーラのこと。
 マールニェクテはトカラ語Bの形態で、トカラ語Aではマールニケト(Mārñkät)。
 マールが梵語のマーラにあたり、ニェクテ/ニケトは「神」(英語のgodと語源的に一致するとも言われているが、可能性は薄い)、梵語のデーヴァを意味する言葉である。

関連項目


参考資料 - 資料/359:301; 資料/360:231


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:29:35