シシマイ

Cicimai

地域・文化:グアテマラ・チョルティ


 大地の神にしてトウモロコシの精霊イフピェン(Ihp'en)を喰う女の精霊。穀物に害を与えるゾウムシの神格化であるという。イフペンが食べられてしまうと、トウモロコシそのものも失われてしまうといわれている。
 ic-「女性」、icim「トウモロコシ」、ai「(語義不詳)」が語源であると考えられている。cicは「こじ開ける」という意味で、ゾウムシが穴を開けることについても使われるらしい。

 シシマイから防御するために穀蔵で行われる儀礼においては、倉庫の守護者(の人形)はトウモロコシの耳を積み上げられて、シシマイに対してトウモロコシを防御するように命ぜられる。守り手は4ついて、それぞれクーム=イシュ(qu・m-ic)、マトゥリン(matulin)、パスト(pastor)、サルバド(salvador)、まとめてアフ・コフク・ナ(ah qohq nar)「トウモロコシの守護者」も呼ばれる。守護者はコーパルワックスから造られ、トウモロコシの耳と同じような大きさ形状となり、白い布で包まれる。

関連項目


参考資料 - 資料/504:403


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:57:58 (3803d)