ピチュヴチン

Pičvu'čin

地域・文化:チュクチ


 エティンの一種。
 野生のトナカイと狩の主。深い渓谷に棲み、狩人にトナカイの群れを与える。しかし機嫌が悪いときは群れは狩人に与えられず、彼の手元に残る。伝統的な狩猟慣習や儀礼に厳格で、どんな些細な違反にも寛容ではないという。その姿は人間の指より小さく、雪の上の足跡は鼠のようだという。海のチュクチは、ピチュヴチンはまた漁業にも影響を及ぼすという。もしこの足跡が家の前で見つかったら、人々はすぐに生贄をささげなければならない。すると、翌年大きな鯨が漂着することになるらしい。彼のソリは小さく草から作られ、トナカイはネズミで、人間におけるホッキョクグマはピチュヴィンにおいてはレミングである。香りだけで生きているとも言われる。

関連項目


参考資料 -


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:28:18 (3088d)