インネルスグシェト†
Iɳnᴇrsuᵍʃät
地域・文化:北米先住民・ネツィリク
「火と何かあるもの」「輝くもの」。なぜこのような名前になっているのかは、誰も知らない。
インネルスグシェトたちの姿と住居は人間のそれと同じであるが、決して眠ることはない。その目の縁は非常に狭い。
あるとき、彼らは人間を自分たちの養子にしようと連れてきた。しかしこの人間はいつも眠ろうとしたので、インネルスグシェトたちはそのたびに彼を持って起き上がらせた。なぜなら彼らは眠りというものを知らないからで、この「養子」が眠るのを死ぬのと勘違いしたからである。
「わかった、ずっと起きているよ。でもまずは眠らなければならない。こんなに眠いのは体に悪いからね」
しかし彼らは、彼が眠ろうとすると常に彼を起こしたので、彼は最後には死んでしまった。
関連項目†
参考資料 - 資料/331:244-5
2008-08-16