イェファーチェル†
Yefā́čel
地域・文化:チリ・ヤフガン
ヤフガン人の一人ひとりに存在する、守護霊のようなもの。取り憑いている個人を、病気や肉体的損傷などのすべての種類の危険から守るのがその役目である。
ヤフガン人のメディシン・マン(シャーマンのようなもの。医療祭祀者。イェカムシュyékamush)は夢や幻影のなかで「内なる声」によって自分がメディシン・マンになることを知るが、その時それを教える小さな精霊たちがこのメディシン・マンの守護霊たるイェファーチェルになるという。この精霊から彼は同時に歌も受け取る。
生まれた幼児にたいしてすぐにその子供専門のイェファーチェルが取り憑くようにするのも彼らの仕事である。
関連項目†
参考資料 - 資料/357:102-4