バシリスコ

地域・文化:チリ


 4年、または7年以上変われていたニワトリが卵を産むと、それがバシリスコになるといわれる。バシリスコの卵が生まれたときは雌鶏も雄鶏のように時を告げるので、それに気付いたらすぐに卵を燃やし、さらに産んだ雌鶏を殺さなければならないという。
 バシリスコの卵は、生まれると雌鳥に温められなくても24時間経つと孵化し、蛇のような怪物が生まれる。これは家の床下に入り、そのまま暗闇の中で成長し、ニワトリの姿へと変態する。ニワトリの姿になったバシリスコは、夜な夜な床下から這い出てそこの住人の血を少しずつ吸っていき、最後には住人たちは青ざめて死んでしまう。 他にも、バシリスコは住人の痰(たん)を食べて肺結核で死に絶えさせるという伝承もある。
 姿は、トサカが大きく赤い羽毛のニワトリであるとか、トカゲの形をした怪物だとか(クリコ州)、手足がとても短く、頭と目だけが大きいガマ蛙であるとかいわれる。いずれもニワトリの卵から生まれる。
 クリコ州のトカゲ型のバシリスコは家の壁の割れ目に棲み、人々の血を吸うとされた。ガマ蛙型のバシリスコは、昼間は天井や壁の割れ目に棲み、夜になると眼から青い燐光を発して人々を弱らせ、一家全滅に至らしめるという。

関連項目


参考資料 - 資料/221:


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:27:19 (3309d)