ヴァレフォル†
Valefor, Valefar, Malephar
地域・文化:悪魔学
ウァレフォル、マレファル(Malephar)。
「ゴエティア」によれば、ソロモンの72の魔神の6番目のもの。力強い公爵。10の悪霊の軍団を従える。人間の前ではロバの頭のライオンの姿で現われ、うなり声をあげる。よき使い魔になるが、その主人に盗癖を与えてしまう。
また、エノクの天使の1人であるともいう。人間の姿で現れるときは、浅黒い色で白い鞭を持った男性に変わる。そして、馬と牝鹿と子牛を連れている。幾つかの文献では、「盗賊の頭」をもち、「絞首台に送るまで彼らと親しく交わ」るという。盗癖がある。
悪魔学者の中には、彼を寛大に見て、すべての秘密を魔術師に教え、オカルト医学や人間を動物に変える方法を心得ているとする人もいた。
関連項目†
参考資料 - 資料/310:; 資料/85:; 資料/126: