雪姥

Yukiuba?

地域・文化:日本・新潟


 ゆきうば?ゆきんば?
 『ばけもの絵巻』にある妖怪。雪に埋まった人を食べるという。一本足で、絵によれば頭から直接脚と2本の手が生えている。
 ある農民が雪の積もった畑に出かけたところ、雪が降ってきて道を見失いかけたので帰ろうとした。すると、後ろのほうから私を置いておくなという女の声が聞こえてくる。振り返ってみても姿は見えない。そこで進むと、また声がする。不思議なので、誰だと聞くと、人を食う雪姥だと答えが返ってきて、一本足の妖怪が現われた。二人の農民は何とかして逃げたが、晴れてくると姿は見えなくなったという。

関連項目


参考資料 - 資料/240:


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:25:05