ボラ†Bollë
地域・文化:アルバニア 「蛇」、Callapeltis Aesculapii。 蛇が生まれて12年経つと、蛇はボラになる。そして、さらに50年間、人目に一度も触れることなく生き続けていると、ボラはボラルまたはブラルになる。ボラルがまたさらに50年間人目に触れることなく生き続けると、今度はエルシャヤまたはレシャヤという怪物に変わる。エルシャヤは人間に危害を加える怪物である。そして、このエルシャヤという怪物状態の蛇がさらに人目に触れることなく100年生き続けると、ついに最終形態のクルシェデルになるのである。このような伝説はハンガリーやルーマニアでも知られている。 聖ジョージ伝説によれば、ボラは、聖ジョージの日にしか眼をあけることができない。それまで、ボラは眼をあけていて人間を見ると、その場で食べてしまっていたからである。 関連項目†参考資料 - 資料/286: |