ギーヴル

Guivre

地域・文化:フランス


 vivre, vive, vipre, voivre, wivre, huivreとも[471?:805]。
 古~中期フランス語で「蛇」、「ドラゴン」のこと。『ローランの歌』(1080年ごろ?)あたりが初出で、15世紀までは使われた。13世紀以降はヴイーヴルと呼ばれるようになった。
 ラテン語のvipera「マムシ」が語源だが、古フランス語の語彙に影響を与えたゲルマン語(古フランク語)の影響でvi-がgu-になったらしい。

 紋章学の用語では現在でも使われている。

関連項目


参考資料 - 資料/gr. Robert:s.v. (5. 55)


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:39:42