クルード†
Kleudde
地域・文化：フランス
いたずら好きの霧の妖怪。バシリスクのような鋭い目に吸血鬼の口、鬼火のような敏捷さとグリフォンの醜さを併せ持つ。寒い霧の夜や荒れ果てたところなどを好み、恐怖を振りまく。ただ、絶対にキリスト教徒の聖域には近づかない。十字架を見ると目がくらみ、のたうちまわるとされる。
食料は「ひからびた池の底の緑色に腐った水」で、パンは口にしない。太陽を嫌い、夜になると現れる。地下の洞窟に棲み、人間の住居に入ったことはない。クルードには悪魔の血が流れているとされる。
関連項目†
参考資料 - 資料/181:
