地域・文化:フランス、スイス
フランスからスイスにまたがる山岳地方にすむ小人。語源はフランス語の"バルブ・グラセ"である。彼らは夏に"冬眠"を行い、その冬最初の雪が降ると姿をあらわす。あるバーベガジがアルプスの登山家に捕まったことがあったが、彼らは二、三時間しか生きていることができなかった。 彼らはほかのノームと姿が似ているが、足が大きく、氷柱のひげが生えている。この氷柱が溶けると普通のひげが生える。その大きな足はスキー代わりになり、雪原をすばやく走りまわる。そして、その足で穴を掘り、すぐに隠れることができる。また、男女とも白い毛皮を着ている。そのホーホーという声で遠隔地と交信することもできる。
参考資料 - 資料/191: