*リューベツァール [#d0b0489a]
Rübezahl
地域・文化:ドイツ
Rübezalというつづりもある。誤植?
リューベツァールの語源は「リューベ(蕪)ツァール(数える)」、つまり「蕪を数えるもの」である、という説があるがさだかではない。
リューベツァールはドイツでいうシュレージエン地方、ポーランドでいうシロンスク地方のリーゼンビルゲという山岳地帯に住むという山の精霊である。ひげを生やし、杖をついて木靴であるくリューベツァールという絵画もある。彼(その姿は老人の男)は17,8世紀にプレトリウスやムゼウスの作品『リューベツァール伝説集』に取り上げられたことにより有名になった。姿かたちを変えることができ、民話の中では困った人の友達として彼らを助けるいい妖精である。
しかし、あのプランシーは『地獄の辞典』においてリベサル(Ribesal, Rubezal)をとんでもないお化けに仕立て上げてしまった。
関連項目†
参考資料 - 資料/330: