地域・文化:オーストラリア
アルリッヤ(Aluridja)人およびマドゥタラ(Madutara)人のいう死霊。 人間の霊魂は、死ぬとまずブッシュに向かい、ムルガ樹の上にすわる。葬儀が終わる頃には墓に帰り、パイイ(Paii)という声をあげ、人々も一緒に声を出す。そして呪医がクルンを捕らえ、遺族の胸におき、これを慰め、守護霊とする。女が死ねば、それは夫や老女に置かれる。 霊魂を授かったものが死ぬとワンガになる。
参考資料 - 資料/133: