ユーロイン・キーア†
地域・文化:オーストラリア・ヴィクトリア州
むかし、火を持っていたのはグランピア山脈に棲むカラスだけだった。カラスは火を貴重なものだと考えていたので、他のどの動物にもそれを渡さなかった。しかし、ユーロイン・キーアというミソサザイが、カラスがつけ木を振り回して楽しんでいるのを見て、そのうち一本を持っていってしまった。さらにタラクックという鷹がそれを奪い、国のあちこちに火をつけた。そういうわけで、今人々は火を自由に使えるようになったのである。
関連項目†
参考資料 - 資料/187: