ボケ†Böke
地域・文化:テュルク マフムード・カーシュガリーの『テュルク諸語集成』によると、「竜」または「大きな蛇」のこと。彼は「七つ首の竜」(イェッティ・バシュルグ・イェル・ボケyẹtti başlıg yẹl böke)なることわざを紹介している。要するにそういうドラゴンがテュルク族の伝説か民話のような口承で知られていたということなのだろうが、カーシュガリーはこのことについては語ってくれていない。なおyettiは「7」、başlıgは「頭のある」だがyelはもしかしたら../イェルのことかもしれない。だとするとこの「イェッティ・バシュルグ・イェル・ボケ」は敵対的な存在だったということになる。 関連項目† |