地域・文化:シュメール
古アッカド語lahmum(おそらく「毛の生えた」を意味する)からの借用語。 エンキの従者。「エングル(アブズ=淡水)の50のラハマ」と呼ばれた。神話『イナンナとエンキ』においては、神性たる「メ」をイナンナから取り返すために、エンキによって送り込まれた。 その姿は、アッカドのラフムとは違って具体的なものは分かっていない。ただ、ニップルのエクル神殿などの門に守護精霊として刻まれたらしい。
参考資料 - 資料/271: