地域・文化:悪魔学
カルキドリ、カルケドリ。複数形。 『スラヴ語エノク書』第15章などに登場する、天上の幻獣。12の翼をもつライオンの姿をしており、脚と尾、頭はワニであるという。第四天に棲み、フェニックスとともに太陽のチャリオットを引っ張るのがその仕事である。
語源はギリシア語のカルキュドライ(chalkydrai, χαλκύδραι、真鍮の水蛇)であると考えられている。
参考資料 - 資料/1064:78