ブルクサエ†
Bruxae
地域・文化:悪魔学
別名:クソルギナエ、ブラクサエ。
悪魔学者にして元ユダヤ教徒であるアルフォンスス・デ・スピナ(1491年没)が分類した10種類の悪魔のうち10つめのもの。老女をたぶらかしてサバトまで飛んでいこうと思わせる悪魔である。ゲティングズはブルクサエという単語の語源について中世後期ラテン語のブルスクスbruscus「(特別な)ほうき」をあげている。つづりからするとブルクサエは確実にスペイン語圏の吸血鬼ブルーシャ(またはブルーハBruxa)と関連があるのだが、これとブルスクスとの関係は未調査。
10種類全体は以下の通り
運命の三女神
ポルターガイスト
インクブスとスクブス
行進する軍勢
ファミリアレス
ナイトメア
精液のデーモン
惑わすもの
清澄なデーモン
ブルクサエ・デーモン
また、彼は堕天使の数は天使全体の1/3であり、その数は1億3330万6668であるとした。
関連項目†
参考資料 - 資料/85: