ベレト†
Beleth
בלאת
地域・文化:悪魔学
別名:ビレト(Bileth, Bilet)。
ソロモン王72の魔神の13番目のもの。
強力で恐ろしい王。85の悪霊の軍団を従える。人間の前では青白い馬に乗ってトランペットを吹きながら現われ、彼の前を他の楽器が音を鳴らしながら現われる。べレトは最初に魔術師の前に現われるときは非常に怒り狂っており、魔術師はハシバミの杖を持って△の魔法陣を描き、なんとかしてべレトにその△の中に入るように命令しなければならない。魔法陣の中に入れば、べレトは魔術師の命令に従うようになる。ただし、彼はあくまで偉大なる王であるため、魔術師はビレトに対して礼儀正しく、敬意を払わなければならない。また、魔術師はべレトの炎から身を守るため、左手の中指に銀の指輪をする。なぜか「ゴエティア」本文までべレトの扱いがほかの魔神と違うというのが面白いというかなんというか。
べレトは、魔術師の欲求が満たされるまで男女にかかわらず恋愛をおこすことができる。
もとは能天使だったとされる。
関連項目†
参考資料 - 資料/310: