地域・文化:長野
請先と書く。下伊那郡の遠山地方で、山で不慮の死を遂げた人の死霊を祀ったもの。 狩猟で獣を撃ったときは、白紙を山の神に、赤紙をキュウセン山の神に奉る。山に死人が出たときは、九十九の山の神を穢すといい、九十九の御幣を作って山の神を祀る。 キュウセンは人を一人取ると(命を奪うと)位が進んでえらくなるので、人を取りたがるのだという。../川死霊も同じようなものである。
参考資料 - 資料/923:16; 資料/924:9