サキソマエップ†
地域・文化:アイヌ
姿ははっきりとは見えないが、非常に鋭い匂いのする怪物。ポロシリ山の沼、またはチロロ付近の山にいるという。沼のサキソマエップは一説によれば蛇の古いもので、英雄ポンヤウンベ物語に出てくるルオライカムイはこれのことであるらしい。
ある人がチロロ付近(砂流)近くの山に猟に行ったところこの化け物の匂いに出会い、そのまま全身腫れてどうしようもなく連れ帰られた。腫れたままでは家族と一緒にすごすこともできないので別の家を建ててそこに住まわせ、そして神に祈ってやっと腫れが治ったという。
関連項目†
参考資料 - 資料/242: