クートート†kutod*
地域・文化:ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン 「雌牛殺し」。 ある話によると、シュレスヴィヒにこのクートートが現れたことがある。ある日、突然子牛を連れて草原にいた男の前にこの怪物が現れた。この怪物は見たところ雄牛だったが、ある雌牛がその体に触れられたとたん、倒れて死んでしまった。そこで村人たちはこの動物がクートートであることに気付いた。人々は手に杖をもって雄牛を殺しにかかったが、身体はオーク材のように硬かった。また、三本脚だった。 牛ではなく巨人の姿をしているという話もある。 関連項目†参考資料 - 資料/161:176-178 |