地域・文化:ドイツ
「夜の狩人」。ゲルマン版百鬼夜行。夜に暴れまわるため「夜の者たち」とも呼ばれる。狩猟はヴォータンであり、その下にさまざまな動物、首なし騎士、カラス、フクロウ、ドラゴン、蛙、蜘蛛、ムカデ、コーボルト、アルプ、モースロイテなどがついて来る。いろいろな叫び声も聞こえてくる。 もし誰かがこの百鬼夜行を夜中見て、(まさかいないだろうが)嘲り笑うようなことがあれば、その人は「一緒に狩に行こう、ご馳走にあずかろうじゃないか」といわれてあっという間に踏み殺されてしまうという。というわけで、ナハトイェーガーに遭遇した場合は身を伏せて通り過ぎるのを待つか、3つの十字架を置けば助かるという。
参考資料 - 資料/46: