*サエル [#j025a7f5]
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地域・文化:グノーシス主義
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 サエール。~
 キリスト教の教父ヒッポリュトスが『全異端駁論』のなかで引用しているグノーシス派の神話「バルクの書」では、悪の天使の一人。登場する神話については[[../ナース]]を参照のこと。原初の母性的存在エデムの子どもたる12人の天使の第七のものである。~
 キリスト教の教父ヒッポリュトスが『全異端駁論』のなかで引用しているグノーシス派の神話「バルクの書」では、悪の天使の一人。登場する神話については[[../ナース]]を参照のこと。原初の母性的存在エデムの子どもたる12人の天使の第七のものである。
 語源としてはヘブライ語の「シェオール」(冥界)(([[資料/961]]:98.))、あるいは堕天使サマエルという説(([[資料/962]]:152.))がある。
**関連項目 [#h76b8200]
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参考資料 - [[資料/955]]: 276; [[資料/956]]:201