荒々しい狩†
Wild hunt
地域・文化:西ヨーロッパ
 英語:ワイルド・ハント(Wild Hant)。
 ドイツ語:ヴィルト・ヤークト(Wild Jagd)、ヴィルト・ヘーア(Wild Heer)、ヴュティシュエント・ヘーア(Wütischend Heer)。
 フランス語:(Mesine sauvage)。
 西欧に広く伝わっている妖怪の一群。ありとあらゆる異形のものが走り抜け、遭遇したものは仲間に入れられてしまう。さまよえる魂が彼らを引き連れるが、それは例えばグイン・アプ・ニーズ、オーディン、ヘルラ、エドリク、ヴァルデマールなどの権力者であることが多い。また、ドイツではペルヒタ、ホルダ、アボンドなどの民衆信仰の中の女神が死者の集団を率いるともされた。ちなみに、狩をしているわけではないが苔人などが追いかけられていることはある。
 『アングロサクソン年代記(1127)』にすでに記されている。
関連項目†
参考資料 - 資料/330:; 資料/76: