地域・文化:インド
「人間」「男性」。原初の巨人。 古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』には、彼によって全世界が創造されたという神話がある。それによればプルシャの口がバラモンとなり、両腕はクシャトリヤ、両腿はヴァイシュヤ、両足はシュードラになった。 プルシャは、古代インド思想ウパニシャッドでは次第に形而上学的な存在となり、アートマン(我)と同一視されるようになった。サーンキヤ学派では精神的原理をプルシャと呼ぶようになった。
参考資料 - 資料/116: