地域・文化:ローマ
プリニウスによると、ヒマラヤの大きな渓谷のあるアバリモンという地域に住んでいる種族。彼らは森のなかに住んでおり、その足は逆向きについている(つま先が後ろを向いているということ)。そのためか、彼らは非常に速く走ることができ、野獣を追うことができるという。 プリニウスが引用していることとして、アレクサンドロス大王の路線測量士バイトンが言うには、アバリモンの人々は他の気候の土地では呼吸をすることができないため、誰も近隣の王やアレクサンドロスのもとへ彼らを連れてくることができなかったという(『博物誌』第7巻11)*1。。
参考資料 - 資料/24: