地域・文化:ニューギニア・ラバウル
人間をマラリアにする妖怪。 ニューギニアでは、アトバラナが家に入ってくるのを避けるため、部屋の中で火を燃やして煙を充満させ、入り口の戸を閉めておく。さもないと、夜になるとアトバラナがジャングルからやってきて、入り口の戸の隙間から人間を襲うからである。 オスとメスがおり、夕方になるとメスのほうはボーボーという鳴き声を出す。オスの鳴き声はまた異なるらしい。
参考資料 - 資料/215:s.v.; 資料/216: