マンモン†
Mammon
地域・文化:悪魔学
吝嗇の魔神。アモンと同一視されることもある。
マンモンとはアラム語で「富」という意味の言葉である。新約聖書『マタイによる福音書』6:24では、「あなたがたは、神と富(マンモン)とに兼ね仕えることは出来ない」として、神と正反対のものとして登場し、すでに擬人化されている。
中世以降は、マンモンは神と対立する悪魔として描かれるようになった。貪欲や財産欲、財宝などを司り、2つの鳥の頭があり、黒い身体、膝には頭がある。
バレットによれば誘惑者の王である。ビンスフェルドによれば強欲の王である。
関連項目†
参考資料 - 資料/356; 資料/126: