のつご†
Notsugo
ノツゴ
地域・文化:日本・愛媛、高知
夜に山道を歩いていると、突然足が動かなくなることがある。これを、この地方では「ノツゴに憑かれた」という。四国では、昔は子供に「ノツゴが憑くぞ」とおどかすと夜には子供は絶対外に出なかったといわれた。内海村油袋では、ノツゴは歩いていると「草履をくれ」といって追いかけてくる妖怪としているが、実際は正体不明。しかし、これは昔間引きされた赤ん坊の変化した姿だという説もある。足が動かなくなった場合は、草履の鼻緒を切ってやると足が再び動くようになる。
関連項目†
参考資料 - 資料/222: