アンテロープ†
Antelope
地域・文化:博物誌
今ではレイヨウを指す言葉であるが、もとは中世の動物誌に現われる非実在の野獣のことだった。初出は4世紀後半~5世紀に書かれた『ヘクサメロン註解』(偽アンティオキアのエウスタティオス)で、アンソロプス(Antholops, ἀνθόλοψ)という綴りだった。語源は不明。
アンテロープはユーフラテス川のほとりに棲む。その角は巨大で、樹をも切り倒すとされた。しかし茂みに絡まると動けなくなり、狩人に殺されてしまう。
関連項目†
参考資料 - 資料/13:s.v.