シュナーベルロイテ†
Schnabelleute, Gesnebelten Liute
地域・文化:西ヨーロッパ
※「シュナーベルロイテ」はドイツ語。
寓話集『ゲスタ・ロマノールム』(13世紀末~14世紀初頭)などに紹介されている怪物人種で、ヨーロッパにいるとされる。この人種は頭と首が鶴に似ていて、嘴がある。
15世紀以降のドイツでは、このシュナーベルロイテの図像がかなり人気だったらしい。
「鶴首人間」は12世紀の『エルンスト公』(Herzog Ernst)が初期の例と思われ、ほかの怪物人種と違ってギリシア・ローマ時代にまでは遡れないと考えられている*1。
関連項目†
参考資料 - 資料/35:; 資料/204:; 資料/36:741; 資料/45