メリュジーヌ†
Melsine
地域・文化:フランス
メルジーナ。
フランスのポワトゥー地方に伝わる女妖精。下半身は蛇であったが、完全な人間の女性の姿でいることもできた。リュジニャン家の始祖だといわれる。
領主の妻になったメリュジーヌは、決まった時間帯に自分の水浴びする姿を観ないように、というのを結婚の約束とした。夫婦は幸せに暮らし、素晴らしい息子たちも誕生した。しかし、ある日領主は禁を破ってしまい、本来の姿になっていたメリュジーヌを目撃してしまう。メリュジーヌは夫のもとを去っていった。それでも彼女の子供たちはあちこちで活躍し、一族も完全に衰亡することはなかった。
関連項目†
参考資料 -