地域・文化:インド
奇形や体の不自由な人、早産の死霊であるといわれる。
このようなわけでインドでは一般にプレータやピシャーチャは生きている人間に対して悪いことをなすと考えられているが、次のようなプロセスを踏んで成仏?するところもあるらしい。この場合、人が死んでから一定の期間のあいだの、その人の魂のことである。
まずプレータは、自分の死んだあとに家の周りにいる。そして10のピンダという祭儀が行われるまで死者はプレータであり、ナーラーヤナバラ(Nārāyanabala)の儀式によって、死者はピシャーチャとなる。その上にサピンディカラナ(Sapindikarana)という儀式を執り行い、死者は聖なる存在ピトリへと昇格される。
参考資料 - 資料/99: