ラミア

Lamia
Λαμια

地域・文化:古代ギリシア


 古代ギリシアの人食い妖怪。アフリカ北部に住んでいるとされる、下半身が蛇の女性である。夜中に活動しまだ幼い子供をさらったり、砂漠で裸体の上半身だけ出して旅人を誘惑したりして誘い出し、食い殺す。
  神話の中では、ラミアは最初はただの人間の女性であったが、ゼウスの寵愛を受け、ゼウスの妻ヘラの嫉妬によって恐ろしい化け物に変身したことになっている。3世紀の哲学者アポロニウスは、弟子の婚約相手がラミアだと見抜き、弟子をすんでのところで助けたことがあるという。

関連項目


参考資料 -


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