『秘密書法』の魔神

Steganographic demons

地域・文化:悪魔学


 ヨアンネス・トリテミウス(Johannes Trithemius, 1462-1516)の著書『秘密書法』(Steganographia)のなかにあげられているデーモン。魔術師によって召喚され、その望みをかなえることができるという。悪魔ではなく、精霊に近いものらしい。
 トリテミウスは暗号学の祖とも言われる人物で、「秘密書法」(ステガノグラフィア)も要するに暗号のことらしい。彼は未完に終わったこの著書の中にメッセージをちりばめ、それが完全に解読されたのはなんと1996年のこと。著書が著されたのが1499年ごろというから実に5世紀をかけた解読ということになる。

関連項目


参考資料 - 資料/85:


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