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*オドントティラヌス [#d0b0489a]
CENTER:&size(25){Odontotyrannus};
地域・文化:西ヨーロッパ
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アレクサンドロス大王がインド遠征のときに出会った怪物。角が生えたワニのようで、兵隊を一気にのみ込んだ。
ギリシア語オドントテュラノス(Odontotyrannos, Ὀδοντοτύραννος)のラテン語形(([[資料/1070]]:286.))。「歯の王」という意味。~
中世のアレクサンドロス伝説において、彼の軍勢がインド遠征のときに出会った怪物。角が生えたワニのようで、兵隊を一気にのみ込んだ。~
『アレクサンドロス大王からアリストテレス宛の手紙』という7世紀ごろのラテン語文書では「オドンタティランヌス」と呼ばれ、「象より大きく頭は馬のように黒々としていますが、額に三本の角をもっている」と描写されている。部隊を発見したこの怪物は、36人を殺し53人に重傷を負わせたのち、雨あられと降り注ぐ矢によって倒された(([[資料/77]]:31.))。
**関連項目 [#ndde496f]
-[[../デンティテュラヌス]]
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参考資料 -