オドントティラヌス

Odontotyrannus

地域・文化:西ヨーロッパ


 アレクサンドロス大王がインド遠征のときに出会った怪物。角が生えたワニのようで、兵隊を一気にのみ込んだ。
 『アレクサンドロス大王からアリストテレス宛の手紙』という7世紀ごろのラテン語文書では「オドンタティランヌス」と呼ばれ、「象より大きく頭は馬のように黒々としていますが、額に三本の角をもっている」と描写されている。部隊を発見したこの怪物は、36人を殺し53人に重傷を負わせたのち、雨あられと降り注ぐ矢によって倒された*1

関連項目


参考資料 -


*1 資料/77:31.

トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS