*バフムート [#kc9a5e00] CENTER:&size(25){Bahmūt, Bahmoot&br;بهموت}; CENTER:&size(25){Bahmūt, Bahmoot&br;بَهْمُوتْ}; //bahmut 地域・文化:アラビア ---- 一般的に知られている[[../バハムート]]の別綴り。というか同じ綴りだが現代ではbahmūtと転写する方が多いような気がする。イブン・アル=ワルディの『驚異の真珠』などにあるもの(([[資料/1005]]:34.))。 1876年ごろカイロで出版された、ムハンマドと異教徒との問答集では、ムハンマドは次のように述べている。~ 「大地の下にはアル=カムカーム(Al-Qamqām)という海が広がっていて、そこにはバフムートという魚が棲んでいる。その頭は西方に、尾は東方に向いており、大地、海洋、山岳を背負っている。バフムートの両眼のあいだには七つの海があり、それぞれの海岸には七万の都市があり、それぞれの都市には七万の区域があり、それぞれの区域には七万の王がいて、皆がそろって言う――アッラーのほかに神なし」(([[資料/1006]]:116.))。 **関連項目 [#h76b8200] -[[../バハムート]] -[[キーワード/魚]] [[キーワード/世界]] ---- 参考資料 -