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中国/竜
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*竜 [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Ryu&br;li̯uŋ}; 地域・文化:漢字文化圏 ---- リョウ、タツとも。~ 竜、龍、龙(簡体字)。 竜の姿は、九種の動物の各部分に似ているとされる。『本草綱目』(1596)では、頭はラクダ、角は鹿、目はウサギ、耳は牛、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、手のひらは虎に似ているとされる。背中には81の鱗があり、これは9×9の陽数である。声は銅盤を打ったのに似ている。口のそばにはひげがあり、あごの下には明珠があり、ノドの下には逆鱗があり、頭の上に山の形をした博山(尺木)がある。尺木がないと天に昇れない。~ 「気」を吹いて雲を作り、それを度々水や火に変える。その「竜火」というものは湿ると燃え上がり、水を得ると焼ける。~ 胎生であるが、「思抱」、つまり抱卵せず、思いだけで卵を孵化させる。雌は上風に鳴き、雄は下風に鳴き、風で孵化させる。交尾は小さな蛇の姿になっておこなう。~ 美玉、空青(ぐんじょう)を愛し、燕の肉を食べ、逆に鉄、ムツオレグサ、ムカデ、栴檀の葉、五色の糸を恐れる。燕の肉を食べたものは(竜に食べられるから?)水を渡ってはいけない。雨に祈るには、燕を捧げる。水の病気を治癒するためには鉄を使う。~ 『説文解字』では、竜は春分に天に昇り、秋分に淵に下るとある。 『和漢三才図会』四五では「竜 和名タツ(太都)」として竜蛇部の筆頭にある。 𪚥。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../螭竜]]、[[../応竜]]、[[../虬竜]]、[[日本/しゃちほこ]]、[[韓国/イムギ]]、[[西欧/ドラゴン]]、[[東南アジア/マコーン]]、[[東南アジア/マンコーン]] -[[キーワード/竜]] [[キーワード/ドラゴン]] ---- 参考資料 - [[資料/152]]:
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*竜 [#d0b0489a] CENTER:&size(25){Ryu&br;li̯uŋ}; 地域・文化:漢字文化圏 ---- リョウ、タツとも。~ 竜、龍、龙(簡体字)。 竜の姿は、九種の動物の各部分に似ているとされる。『本草綱目』(1596)では、頭はラクダ、角は鹿、目はウサギ、耳は牛、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、手のひらは虎に似ているとされる。背中には81の鱗があり、これは9×9の陽数である。声は銅盤を打ったのに似ている。口のそばにはひげがあり、あごの下には明珠があり、ノドの下には逆鱗があり、頭の上に山の形をした博山(尺木)がある。尺木がないと天に昇れない。~ 「気」を吹いて雲を作り、それを度々水や火に変える。その「竜火」というものは湿ると燃え上がり、水を得ると焼ける。~ 胎生であるが、「思抱」、つまり抱卵せず、思いだけで卵を孵化させる。雌は上風に鳴き、雄は下風に鳴き、風で孵化させる。交尾は小さな蛇の姿になっておこなう。~ 美玉、空青(ぐんじょう)を愛し、燕の肉を食べ、逆に鉄、ムツオレグサ、ムカデ、栴檀の葉、五色の糸を恐れる。燕の肉を食べたものは(竜に食べられるから?)水を渡ってはいけない。雨に祈るには、燕を捧げる。水の病気を治癒するためには鉄を使う。~ 『説文解字』では、竜は春分に天に昇り、秋分に淵に下るとある。 『和漢三才図会』四五では「竜 和名タツ(太都)」として竜蛇部の筆頭にある。 𪚥。 **関連項目 [#ndde496f] -[[../螭竜]]、[[../応竜]]、[[../虬竜]]、[[日本/しゃちほこ]]、[[韓国/イムギ]]、[[西欧/ドラゴン]]、[[東南アジア/マコーン]]、[[東南アジア/マンコーン]] -[[キーワード/竜]] [[キーワード/ドラゴン]] ---- 参考資料 - [[資料/152]]:
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