ダハナヴァル

Dakhanavar

地域・文化:アルメニア


 ダカナヴァル。
 ウルトミシュ・アルトーテムの山中に棲む吸血鬼。
 自分の領域に入ってきたものは誰であろうと構わず追いかけ、捕まえては足のかかとから血を吸っていた。しかし、ある日、気を利かせた二人の旅人は、お互いに足を相手の頭のほうに向けて重ねて寝た。それを見たダハナヴァルは彼らに足がないと思い込み、「自分はこの山々の336の谷を踏破したが、二つ頭があって足がない人間に出くわしたことはない」といってそこから立ち去ったという。

関連項目


参考資料 - 資料/174:


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:22:05