オブダ†
Obyda
地域・文化:北アジア・チュヴァシ
森の中に住んでいる悪霊。
オブダの髪は長く、そして森の中を裸で歩いている。その姿は人間と同じらしいが、足がさかさまについているのが特徴である。人々はその足跡が逆になっているので、その道をオブダが通ったことがわかるのである。また、オブダが乗っている馬も逆に向かって走る。
この悪霊は森の中で人間をさらうと、ただちにくすぐりまわし、そして死ぬまで踊り続けさせる。しかし、オブダの脇の下にある穴をさわると力が抜け、犠牲者から手を放す。
関連項目†
参考資料 - 資料/171: