ナヌス†
Nanus
地域・文化:ドイツ
中高ドイツの、13世紀の「英雄詩篇(Heldenbuch)」におけるディートリヒ・フォン・ベルン物語群などにあらわれる、ドワーフの仲間。最も古いナヌスについての記述は11世紀の断片に遡るが、12-14世紀によく登場する。
騎士たちの使用人、家来として物語に現れる。
ナヌスはドワーフのように優れた職人であるとされ、とくに武器を鍛えることに関しては越えるものがないとされる。また、体は小さく、騎士の衣装を身にまとっている。ほとんどが男で、女は滅多に見られない。
関連項目†
参考資料 - 資料/306: