ウラル語族†
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フィンランド、ハンガリー、ウラル地方の少数民族など。
ウラル語族の神話伝説についての資料は言語的な制約もあって日本にはあまりない。たとえばフィンランドについてならフィンランド語、ハンガリーについてはマジャール語、ウラル地方についてはロシア語、といった状況になっているからである。いわゆる学術言語のなかではロシア語を除くとドイツ語による文献が比較的多いが、前述の言語ほどではない。ただし21世紀に入って、ハンガリーの学術出版社アカデミアイ・キアドからEncyclopaedia of Uralic Mythologiesという辞典シリーズが出版され始めている。今のところAmazonで入手できるのはコミ、ハンティ、マンシの三冊だけだが(出版社ウェブサイトではセリクプ版も入手可能)、全部そろうとウラル語族についての情報量は一変することになるだろう。
フィンランドについては19世紀の叙事詩『カレワラ』が翻訳もあって有名だが、16世紀のミカエル・アグリコラによる『詩篇』序(1551)が現地語資料としてはもっとも古い。フィンランド以外の民族や言語文化については、民話集を除くと、未だにほとんど日本では(おそらく西欧でも)紹介されていない。
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