パイモン

Paimon, Paymon, Bayemon

地域・文化:悪魔学


 ソロモンの魔神の9番目のもの。
 ルキフェルに忠実な、偉大なる王。200の悪霊の軍団を従える。この軍団の一部は(元)天使で、ほかはポテンタテス(Potentates)の一部である。パイモンが単独で現われるとき魔術師はある注文をするが、するとラバルとアバリムという2人の王とポテンタテスたち、そして25軍団を引率してくる。パイモンに従っているこの悪霊たちは魔術師が命令しない限り現われない。人間の前に現われるときは、ヒトコブラクダに乗って大きな王冠を頭に載せた姿をとり、現われるときは大きな楽団が一緒に音を騒ぎ立てる。パイモンは最初は大きな声で叫び続けるので魔術師は何を言っているか理解できない。そこで彼はまず静かにするように命令しなければならない。
 パイモンは全ての技術や学問や他の秘められた事柄を教授し、魔術師が要求するどんな疑問にも答えてくれる。威厳を与え、魔術師が要求するどんな人間でも彼の支配下に置くことができる。また、優れた使い魔を与えてくれる。元は主天使だった。

関連項目


参考資料 - 資料/310:


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 05:26:20