スフィンクス

Sphinx

地域・文化:メソポタミア、古代ギリシア、エジプト


 スピンクス(古代ギリシア語)。
 それと知らずに父王ライオスを殺害後、自国テバイに戻ってきたオイディプスが出会った怪物。上半身は美しい女性で下半身はライオン、翼が生えているとされる。尾は蛇だともされる。国境にいて旅人にクイズをふっかけ、それが解けないと旅人を殺した。そのためテーバイは大変なことになっていた。そのクイズというのは有名な「朝4昼2夕3」で、答えは人間。オイディプスに簡単に解かれてしまったスフィンクスは身投げをした。

 さて、スフィンクスといえば有名なのはピラミッドの近くにあるスフィクスだが、あれ自体はスフィンクスと呼ばれていたわけではなく、古代ギリシア人がそう名づけただけである(ピラミッドも同様)。基本的にエジプトのスフィンクスは体がライオンで、顔は人間だったり羊だったり隼だったりする。守護獣としての性格を持っており、彼らについての物語は知られていない。

関連項目


参考資料 -


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Last-modified: 2010-06-28 (月) 06:02:25